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鈴鹿8時間耐久レースとは

正式名称「2015 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第38回大会」。
1978年初開催から今年で37回目の開催となり、日本で最も古い歴史を持つレースのひとつである。
かつては世界を目指す若手の登竜門的な存在として、ケビン・マギー、ケビン・シュワンツ、ミック・ドゥーハンらを輩出。
1985年のケニー・ロバーツ/平忠彦のチーム参戦を機に、
日本の4大メーカーが威信をかけて数多くの世界のトップライダーを送り込み、一気にアベレージタイムがアップ。
安定したタイムでの走行に加えて、安定した速さが勝利の必須条件となり、
別名「スプリント耐久」とも呼ばれる、レーシングライダー世界一決定戦とも言うべきレースへと発展していった。

今年の8耐は7月23日(木)に開幕し、26日(日)午後7:30のチェッカーを目指して戦われる。
灼熱の太陽、刻々と変化する路面状況、ナイトセッションと呼ばれる夜間走行。
この世界一過酷な耐久レースのゴールを目指して、
ライダーは消耗する体力を、極限まで高めた集中力と、チームサポートで補い、
チェッカーを目指して駆け抜けて行くのである。